甘受、範疇、疲弊

日本には「決められない人」で溢れている。

考える時間が欲しいのではなく、「上の承認がいるから」という人。

仕事を任せているようで、任せ切ってはいないのだ。

まあ、これは僕自身も人のことは言えない。

そういうルールになってるから、そういうルールのところからお金もらって雇われている以上、そのルールが崩壊するまでは従わなきゃいけないとも思う。

ただ、自分の範囲内で、ある程度の金額の話までなら腹括って決めちゃうこともある。

最悪、というか、何やってんのってなったら、会社辞めればいいだけ。

そこまで気持ちを整理すると、けっこうシンプルになる。

 

これが、相手の範疇だと、どうにもならない。

動くに、動けない。

これは苦しい。

どんなに「誰がどう見てもそれでいいじゃん」って話だったとしても、とにかく相手が納得する形に持っていくしかない。

交代する前の担当者のやり方で受け取ってくれない。

体裁に拘る。

時間がかかる、疲弊する。

 

とにかく、仕事っていうものは人による。

そして、雇われている以上、人は選べない。

 

甘受、この域に達したい。