仕事でチョンボ。
関係者に余計な手間をかけちゃう。
時間を奪っちゃう。
時間とは、その人の人生の一部だ。
ということは、僕はその人を部分的に殺しているのと、同義ではないのか。
ここまでくると、物理的な殺人者を否定できなくなってくる。
「お前だって、同じじゃねえか。それがデカいか小さいかだけじゃねえか」
仕事を根元からやらかすと、とにかく次から次へとボロが出てくる。
辛い時こそ、明るく振舞おう、そう立ち上がりかけたところで、次の地雷に気がつく。
結果、心が折れる。
そんで、さっきの要領で、すごいとこまで落ち込んじゃう。
そんな中でも、自分のケツはできるだけ自分で拭かなきゃいけない。
集中力、効率、精度、ガタ落ち。
みなさん、この場を借りて、ごめんなさい。
仕事のチョンボ。
ほんと、悪いことしかない。
でも、一個だけ。
ただ一個だけ、絶対に「いいこと」がある。
それは、「勉強になる」ということ。
いつも、めんどくさいなと思っていた作業、その大事さが身に沁みる。
体の底から、物事を理解する。
「こうするべきだった」と。
何回チョンボしても、いいことはこの一つしかない。
でもなぁ。
何回やっても、落ち込みますなぁ。
みなさん、ごめんよ。