うんち〜。
そわそわして、坊ちゃんが宣言。
行ってきな、そう言うと「うん!」と元気よく頷き、トイレへ。
2分後、「おとーさーーーん!」と元気よく呼ばれる。
なーに?に対し、「お尻拭いてー!」の答え。
トイレのドアを開けると、キレイなおケツ。
まるで、水泳の飛び込み選手が空中で回転している時の静止画。
真っ直ぐに立ち、腰を180°折り曲げ、顔は膝とピッタリ。
両腕で脚をわしっと抱えている。
すごい・・・。
なんか、芸術的ですらある。
丸めたトイレットペーパーでお尻を拭くと、何もついてこない。
うんこのキレも抜群だ。
なんか、敵わない。
時々、30くらい年下の坊ちゃんに対して、そう思う。
5歳になった日。
そういえば、5年前、初めて抱っこした時間、このくらいの時間だったかもしれない。