右耳×遅刻×宗教

夜、身体がめちゃくちゃに熱かった。

昼間、悪寒で厚着に布団に毛布だったのに。

パンツ1枚+布団で汗。

朝、寝坊して体温を確認すると、36.2℃。

えっ?昨日の39.2℃から一気に3℃ダウン!?

そんなに下がっちゃって、いいの?

まだ右首と右耳がパンパンに腫れてるんですけど?

この喜ぶべき事態に、逆に「ちょっと残念」な気持ちになっちゃうの、不思議。

人間って、ちょっと不幸を求めてるところ、ある気がするんだよなぁ。

ほら、すんげー台風がくるって言うから構えてたら、大したことなかった時、なんか残念な気持ちにならない?

そんで大したことあったら、それはそれで「なんでじゃあああ!」ってなるんだろうけど。

あぁ、なんか人間ってめんどくさい生き物なのね(笑)

 

いつもは保育所を既に出てる時間、やっとこさ家を出る。

遅刻だ、遅刻だ〜

あと、左折1回、右折1回で保育所

そんな車内から、左手に違和感。

窓の外、開業寸前のコインパーキングにお祓いを振る神主さん。

その後方、こうべを垂れるスーツが多数。

 

思い出す。

昔、友達が言ってた。

海外の工場で先輩が現地の工場長に言ったの。

「不良品が少なくするにはどうしたらいいと思う?」

しばらく悩んで、その工場長は答えた。

 

これだけ頑張っているのに不良品が減らないなんて、悪魔に取り憑かれているとしか考えられない。

お祓いをするしかない。

 

そんで、会社でお金払って、霊媒師みたいな人呼んで、お祓いしたんだって。

不良品が減らなかったってオチで笑ったんだけど、それが10年前くらいか。

日本だって、変わらないよな。

程度と宗教とタイミングが違うだけ。

 

こういうのって、考えることの放棄。

ただ、考えてもそう簡単に答えの出ないことでもありそう。

「なんかやった感」それが欲しくて、考えることをやめたくて、やるのかな?