さじ加減

久しぶりに友人に会った。

4歳の時どうだった?聞いてみる。

 

「公園に行きたい」と言うと、母に「一人で行ってきな」と返され、片道15分歩いたと言う。

エホバの証人の集会に連れて行かれ、じっとしていられず、叱られた。

帰ってからケツをムチで叩かれたという。

 

ちょっと、嫌だな。

そんな人生4年目。

前向きに生きるのに30年以上かかった、そう言う彼を見て、子供時代の過ごし方大事だなと感じる。

逆にいうと、いつからでもやり直せる、とも思う。

 

飲食店でじっとしていられない4歳の息子。

注意する僕に対して、彼は言った。

「4歳児がじっとしてなきゃいけない世の中ってなぁ・・・」

先日、美術館に行った時、場の人から「必ずお子さんと手を繋いでください」と注意された。

確かに、もうちょっとちびっこに寛容でもいいのでは?

ただ、あんまり緩すぎても周りに迷惑かけてしまう人になってしまわないか。

さじ加減、難しいところである。