小さな日々の積み重ねを

高くても絶対に欲しいものを買って貧乏になる人はいないが、

安くてそれほどでもないものを買い過ぎてみんな貧乏になる。

 

森博嗣さんの本で、響いた言葉。

 

思い当たる節、あるのです。

2〜3ヶ月前。

これくらい買ってもいいか・・・いいよ!

この言葉を日々反芻し、会社帰りにVドラへ寄る。

いつも無駄使いしてないんだから、許す!

勝手に自分に対しての大義名分を立て、毎日お菓子を買っていた。

そんで、家で食べ始めると「お菓子、いらんかったな・・・」と悲しい気持ちになったりもする。

積もり積もって、お菓子代は1ヶ月で1万円を超えた。

 

人間、小さなことの積み重ねを想像することが苦手だ。

いや、わかってるけど、見て見ぬ振りをしているような気もする。

逆に、偉大な人というのは、それができている。

結局、近道はないのである。

たまたま一発目でうまくいくことがあるかもしれない。

でも、そういう時、自分の中に残るものはほとんど「勘違い」だ。

悲しいかな、一つづつ時間をかけてでも確実に、納得して一歩ずつ進むこと。

最近、これが一番の近道だと、そう思う。