気になるお菓子があった。
抹茶のテリーヌ。
気になるなら、食べてみよう。
買ってみよう。
最近のモットー。
そのうち、買えない時期が来るかもしれない。
販売が終わってしまうかもしれない。
出来るだけ、できるだけ後悔のないように。
向かうは、パティスリー結。
入店し、迷うことなく購入。
坊ちゃんが寝てから食べよう。
結果、奥さん、坊ちゃんより早く夢の世界へさようなら。
しょうがない、一人台所でテリーヌと向き合い、実食。
うん、相変わらずここの製品は、上品。
臨界点を突破した、嫌な甘さがない。
でもほのかで濃厚な甘みがある。
そして、食べ続けてモタれる感じ、嫌な感じがしない。
中身、何が入ってるんだろう?
原材料名に衝撃を受ける。
バター、卵、ホワイトチョコレート、砂糖、・・・
えっ!?一番多いの、バター?
そんなお菓子、なかなかないのでは・・・。
たけのこの里なんて、原材料名のトップバッターは「砂糖」だもんね。
アイスクリームでも、「砂糖」トップバッターのパターン、多いよね。
いいお値段するのも、納得です。
そして、ここまでの味で出してくれると、お金を支払った後悔がない。
儲けも大事だけど、自分が納得できる美味しいものを売る。
そんな張り紙があるわけじゃないけど、ここのお菓子は無言で語ります。