保身の塊

もし洗浄周期が短くなったらどうすんだ!?ああぁっ!?

 

実話である。

僕の中ではね。

洗浄周期が短くなったら、洗浄するしかない。

誰に何聞いても明確な答えはない。

だから客先の担当者に「そういう可能性がある」ということを伝え、議事録として残してきた。

精一杯の対応。

それに対しての言葉である。

今思えば「洗浄するしかないでしょ」って即返したればよかった。

しばらく考えて、やっぱりどうもならんと思って「どうしたらいいですか?」と丁寧に返した。

そんなもん、自分で考えろ!課長の口から間をおかずにそんな言葉が平気で出てくる。

周りからのフォロー、一切なし。

 

ダメに決まってんだろうが!なんだお前、もしこうなったら責任取れるのか!?ああぁっ!?

同一人物から発せられた言葉である。

当時はそんな精神パワーが残っていなかったけど、「責任を取るって具体的にどうすることですか?」って伺いを立てればよかったかな。

そんなもん自分で考えろ!で終了かもしれないけど。

保身の塊みたいな人だった。

あっ、それいい渾名になったかも。

しまった・・・それを広めようなんて余裕が、当時なかった・・・。

 

僕は思うんだ。

人間一匹、本当に100%責任取れる範囲なんて、本人の中だけ。

自分の外側に対して具体的に責任を取ることなんて、できない。

そんなことを平気で口にする人こそ、無責任だと、そう思う。