マッチポンプと既得権益

そもそも、シャンプーっていつからやり始めたの?

 

そんな疑問を抱きつつ、床に就く。

そんな静かな日々の階段を過ごす中、奥さんから朗報。

シャンプーの初期広告って「1週間に一度シャンプーで洗おう」だったんだって!

えっ!?そうなの?

そりゃそうか。

最初は誰もやってなかったんだから。

日曜日は休日♪っていう概念だって、ネアンデールタール人の頃はなかったんだろうし。

 

ネットで検索。

出ました!

togetter.com

とっても面白いので、是非ミテミテ。

週に1回どころか、1932年ものなんてもっとすごい。

「せめて月二回は!」

だって。

 

そもそも、シャンプーやめると・・・。

やがて脂ギッシュなくなり、匂いもなくなり・・・。

「風呂に10分浸かれば、汚れの8割は落ちる」というタモリさんの名言は、髪にも当てはまる。

お湯で流すだけで、十分なのである。

 

「汚れた髪は不衛生」「他人に迷惑!」と不安を煽り・・・

真面目な人ほど「それはマズイ!」とせっせと毎日シャンプーし・・・。

その先には儲かるライオンさんや花王さんがどっしり構えている。

そして、ライオンさんや花王さんはメディアの大事なスポンサー。

薬局はシャンプー人口が減って、売り上げが落ちてもらっちゃ困る。

要するに、「シャンプー、実は逆効果」は表舞台に出てこない。

 

でもね。

みんながシャンプーするから、排水が汚れ、川が汚れ。

過剰な排水処理が必要となり・・・だとか。

川の水飲めなくなったからミネラルウォーター買う・・・だとか。

 

結局、今対処しようとしていることって、「そもそもそれが原因」だということが、多くあるのではないでしょうか。

マッチポンプってこと。

 

<マッチ>

皮膚の常在菌を殺し、本来繁殖しない菌が増えちゃって、匂いを発する。

頭皮から皮脂を根こそぎ奪い、皮脂腺から過剰に皮脂を分泌し、脂ギッシュなテカテカ頭。

※この辺の話は「シャンプーをやめると、髪が増える/宇津木龍一さん」を読んでみて!

 

<ポンプ>

匂い消すためにシャンプーしたり、香水つけたり。

脂ギッシュ解消のため、シャンプーしてスッキリ。

 

マッチが大きいほど、ポンプによってまたもやメーカーは儲かる。

こういうマッチポンプは、気がついていないだけで他にもいろいろあると思うの。

そして、財政破綻、人口縮小の日本において。

既得権益との戦いは強烈な困難ですが。

こういったマッチポンプ解消が、多々ある問題解決の一つキーポイントになるのではないかと、思うのです。

 

物事の始まりを想像してみよう!

意外に、それはマッチポンプかもしれないよ?