ものさし

息子、4歳の誕生日。

早いな、時間が経つのは……。

生まれた時、あんなにちっさかったのに。

 

もう1日終わりか、早いな……。

もう1週間終わりか、早いな……。

もう今月終わり?早いな……。

もう年末かよ!?1年って早いな……。

 

なんか、この感覚って年をとればとるほど、ものすごく早くなってる気がする。

小さい頃、1日ってもっと長かった。

なんで?って疑問に一番明快に答えてくれたのは、高専時代の先生だった。

 

 

例えばよ、生後2日目の赤ん坊にとって、1日って人生の半分。

まさに半生なのさ。

 

1歳のバブバブにとって、1日は人生の1/365。

 

30歳の人にとって、1ヶ月は人生の1/360(30年×12ヶ月/年=360ヶ月)。

1歳児の1日に匹敵する。

 

60歳の人にとって、1日は人生の1/21900(60年×365日/年=21900日、閏年は無視したよ!)。

そりゃ、孫の成長を早く感じるはずだわさ。

 

 

要するに、何が言いたいかっていうと。

人間、「自分のものさし」でしか、ものごとをはかれない。

その「時間ものさし」がどんどん長くなっていくから、相対的に1日を短く感じる。

ということは、これからもどんどん1日が短くなっていく。

 

くぅ~!

薄くなっていく時間に負けないように、生きたいと思いました。